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風疹の症状とは?子供の初期症状について

こんばんはスペです。

 

今日はこちらのニュースから。

風疹「昔かかった」は要注意

10/20 yahooニュース

 

皆さんは風疹にかかったことはありますでしょうか。

私は記憶にはないのですが、昔小さい頃にかかったことがあると母から聞きました。

一度かかったらもうかからないと聞いたことがあったので安心していたのですが、

このニュースを見て、もしかしたら自分も危ないのではないかと心配になりました。

 

その為、今流行ってきている風疹についてお伝えします。

 

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風疹の症状とは

風疹とは、風疹ウイルスに感染することで発症してしまう感染症です。

しかも子供がよくかかる感染症として有名です。

また麻疹と症状がよく似ている為、三日ばしかとも呼ばれています。

 

風疹と麻疹との違いは、

スペ

口の中にコプリック斑という白い斑点ができたら麻疹。

出来なかったら風疹です。

 

重症化するのは麻疹の方ですが、どちらも注意する必要があります。

では風疹の症状を年代別に挙げます。

 

子供が感染した場合

主な症状は、

スペ

発疹、発熱、リンパ節の腫れです。

 

熱は37度~39度程度まで上がり、同時に赤く小さな発疹が出来ます。

(発熱に関しては、出ない子供もいます)

発疹はかゆみを伴っており、かつ全身に広がります。

また耳の下のリンパ節にも腫れが見られます。

 

初期症状について

スペ

2~3週間の潜伏期間がある為、

症状が現われるまで時間がかかりますが、

微熱が出たり嘔吐を繰り返したら要注意!

 

その後熱が39度近くまで上がり、3日程で解熱しますが、

後に全身に赤い発疹が現われます。

発疹も4日~5日で治りますが、リンパ節の腫れだけ治らないことがあります。

数週間続くこともありますが、特に治療の必要はないので、自然に治るのを待ちます。

※もし痛みが引かず重症化するようであれば急いで病院に行くことをおすすめします。

 

発熱の症状が風邪と似ているが、発疹が出てくるかどうかが風邪の症状と異なります。

 

赤ちゃんが感染した場合

予防接種を受けるのが生後1歳からである為、

1歳までの赤ちゃんが感染する可能性はあります。

 

症状は上記と同じく、

発疹、発熱、リンパ節の腫れが主な症状となります。

 

最初は熱がいきなり上がり、それから発疹する流れとなります。

仮に感染してしまったとしても症状が出ない子が

全体の15%~30%いると言われています。

 

知らない間に感染し、完治し、免疫がつくことになります。

 

しかし合併症を引き起こし重症化する可能性もあります。

ぼんやりして意識が朦朧となっていたり、手足にアザが出てきたときは、

すぐに病院で受診するようにしてください。

 

大人が感染した場合

大人は子供と異なり重症化するケースが多いです。

風疹は合併症を引き起こす可能性があり、脳炎や肝機能障害、

血液中の血小板が少なくなる血小板減少性紫斑病を発症することがあります。

3000人に1人の割合で血小板減少性紫斑病が起こると言われており、

発症すると出血した際、血が止まらなくなってしまいます。

 

また手指のこわばりや痛みが出ることから関節炎を伴う可能性もあります。

 

妊娠中の女性が感染した場合

体内に胎児がいる場合で妊娠20週頃までの妊婦が感染した場合、

約20%の確率で胎児にも感染すると言われており、

生まれてきた赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症すると言われています。

 

先天性風疹症候群を発症すると、胎児に難聴や心疾患、

目の障害などが起こる可能性が高いと言われています。

 

2014年~2016年に届出があった45人の先天性風疹症候群患者のうち

11人が生後18ヶ月までに亡くなっています。

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風疹の感染経路とは

風疹は人から人へのルートしか感染しません。

咳やくしゃみなどの飛沫感染、風疹ウイルスが付着したタオルやドアノブなどの物に触れ、

口や鼻から吸い込んでしまうことで感染します。

 

その為、手に持っている物を口にいれてしまいがちな子供は感染する可能性が高いです。

 

風疹ウイルスの感染力は、インフルエンザウイルスの約2倍~4倍と言われています。

その為、幼稚園や小学校で集団感染する可能性がある病気です。

 

また症状が出てくる2、3日ぐらい前から症状が出始めてから

5日後ぐらいまでの間は感染力があります。

自分が知らない間に周りに風疹ウイルスをばらまいている

可能性もあるということを覚えておきましょう。

 

風疹にかかってしまったら

病院での処方

直接の治療薬がない為、現われた症状に合わせて対応する対症療法を行います。

スペ

発熱には 解熱鎮痛剤

発疹には 抗ヒスタミン系の塗り薬

 

等の薬をもらい、自宅で安静にしながら自然に治すことになります。

 

家で出来る対処法

発熱により脱水症状を引き起こす可能性があります。

その為、こまめにスポーツドリンクなど吸収の良い水分を与えるようにしてください。

 

また発疹によりかゆみが増します。

その為、こまめに汗を拭き取ったり、

身体をあたためずに冷やしてあげることでかゆみを軽減できます。

 

学校には行けるの?

風疹にかかってしまったら幼稚園、学校への出席は出来ません

学校保健安全法によって登園・登校する際には、医師の許可が必要です。

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風疹の予防方法

予防接種

現在は、1歳児と、小学校入学前の1年以内の幼児に予防接種を行います。

計2回予防接種を行うことで、風疹ウイルスへの免疫力を高めます。

 

予防接種をしたにもかかわらず、まれに免疫がつかずに風疹にかかることがあります。

けれども1回の予防接種で、約95%以上の確率で免疫が付くため、

2回予防接種を行うことでほぼ免疫が付くと言っても問題ないです。

 

しかし平成以前に生まれた成人男性は、予防接種が義務ではなかった為、

感染者が多いと言われています。

成人女性は妊娠の可能性がある為、義務化されていました。

 

現在は、風疹と麻疹を合わせたMRワクチンが広く私用されています。

該当する方は、病院で予防接種を受けるようにしましょう。

 

また成人女性が予防接種を行ったら、予防接種から2ヶ月間は避妊する必要があります。

また既に妊娠していることが分かっている場合は、予防接種は受けることが出来ません。

上記でお伝えした通り、もし妊娠した場合、お腹の中の胎児が先天性風疹症候群にならない為です。

 

スペ

その為、生理期間中かその直前直後で妊娠していないことが

確実な時期に受けるようにしましょう。

 

 

人混みを避ける

これは風疹に限った話ではないですが、外出の際は、

マスクを着用し、出来るだけ人混みを避けるようにしましょう。

また帰宅後は手洗い・うがいを徹底してください。

 

特に妊娠中で予防接種が受けられない妊婦の方は特に気をつけましょう。

 

風疹の抗体

昔は、一度かかると体内で免疫が作られる為、二度と風疹には感染しないと言われていましたが、

今現在では少し認識が異なり、感染してもまれに免疫がきちんと作られず、

再度かかる可能性もあると言われています。

 

その為、自分は昔かかったから大丈夫だという認識ではなく、

近くに子供や妊婦の方がいる場合は特に予防接種を受けることを勧めます。

既に抗体がある人が予防接種を受ける分には全く問題ありません。

 

ただし予防接種を受ける前に既に抗体が作れているかどうかを調べることは可能です。

それが風疹抗体価検査です。

 

検査の結果、抗体があると診断されれば予防接種の必要はありません。

特に女性に対しては、各自治体が無料で行っている所も多いので、

事前に調べてから検査をすると良いでしょう。

 

風疹が流行っている?2018年現在の情報

今年の風疹患者が1,000人を超えました

この数字は大流行した2013年以来5年ぶりのことです。

 

患者数が去年の12倍となっており、

10月1日から7日の1週間だけで

報告された患者数は合計135人となっています。

 

患者数の上位の都道府県別の内訳は、

スペ

  • 東京  45人
  • 神奈川 21人
  • 千葉  20人
  • 埼玉   7人
  • 群馬   6人
  • 愛知   5人
  • 兵庫   5人

となっています。

 

関東方面の方々は特に注意が必要です。

また患者は30代~50代男性に多く、

ワクチンの接種歴は

なし もしくは 不明

の人が多く目立ったとのことです。

 

関東方面を中心に適切なワクチン摂取を呼びかけているとのこと。

特に妊娠を希望される家族は注意が必要です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

関東方面を中心に流行っているとのことなので、

お住まいの方も出張、旅行で行かれる方もご注意くださいね。

 

そのうち関西にも流れてくるはずなので、

今から注意しておく必要がありますね。

 

それではお身体に気をつけていきましょう!

ちなみにうちの娘はそろそろハイハイして前に進みそうになっています(^^)

日々の成長が楽しみです!

 

またね~^^

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