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ボーナスの平均金額とは?20代・30代・40代の賞与の手取り金額について

今年も冬のボーナスの時期がやってきました!

会社員の方からしたら待ちに待ったイベントではないでしょうか。

 

そんな気になるボーナスの平均支給額とはどれくらいなのでしょうか。

業種や年代別に大きく異なりますが、実際のところはどうなんでしょうか。

 

詳しくみていきましょう!

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2018年 大手企業の冬のボーナスの平均額とは

大手企業の冬のボーナスの平均支給額は昨年の冬のボーナスに比べて

3.49%増の 956,744となっています。

 

過去最高額を更新しており、ここ数年は90万円台をキープしています。

 

業種 2018年 年末 2017年 年末
妥結額 増減額 妥結額
総平均 956,744円 3.49% 924,438円
製造業平均 948,013円 3.31% 917,618円
非製造業平均 1,207,875円 8.30% 1,115,337円
非鉄・金属 889,199円 9.94% 808,794円
食  品 938,952円 2.48% 916,256円
鉄・パイプ 656,044円 △4.53% 687,197円
化  学 926,739円 4.61% 885,940円
セメント 762,397円 △0.55% 766,601円
機械金属 944,341円 8.34% 871,660円
電  気 868,561円 5.55% 822,912円
自動車 999,968円 2.67% 973,923円
造  船 858,368円 3.53% 829,112円

引用:2018年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況[第1回集計](加重平均)

http://www.keidanren.or.jp/policy/2018/105.pdf

 

この調査は原則東証一部上場で従業員数500人以上・主要21業種大手251

を対象にした調査結果で、その内75社の冬のボーナスの妥結状況となっております。

 

業種別にみると、

トップは 自動車業999,968円となっており、次に 機械金属944,341円が続いています。

 

増減率の伸びのトップは 非鉄・金属9.94%で妥結額は889,199円となっています。

 

逆に増減率がマイナスとなっている業種は

増減率△4.53%の 紙・パルプで妥結額656,044

増減率△0.55%の セメントで妥結額762,397円です。

 

その為、製造業の平均よりも 非製造業の平均価格の方が約26万円近く高い結果となっています。

 

 

また異なる調査では以下のような結果となっております。

区分 2018年年末妥結 2017年年末
金額 対前年同期比 実績額
全産業 753,389円 3.9% 724,992円
製造業 783,152円 4.2% 751,599円
水産・食品 711,687円 3.2% 689,458円
繊維 630,925円 2.6% 614,761円
紙・パルプ 593,058円 △3.3% 613,058円
化学 878,701円 4.9% 837,346円
ゴム 759,983円 1.5% 748,655円
ガラス・土石 815,185円 7.5% 758,295円
鉄鋼 763,571円 12.6% 677,857円
非鉄・金属 788,828円 5.2% 749,844円
機械 733,814円 5.8% 694,861円
電気機器 768,746円 3.5% 742,973円
郵送用機器 847,586円 1.9% 831,587円
その他製造 789,044円 1.3% 779,283円
非製造業 645,337円 2.7% 628,397円
建設 753,066円 7.5% 700,828円
商業 502,267円 1.1% 496,999円
陸運 795,004円 4.9% 757,938円
倉庫・運輸関連 898,500円 5.6% 851,000円
情報・通運 796,750円 2.2% 779,333円
電力 707,125円 0.8% 701,563円

引用:東証1部上場企業の2018年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査

https://www.rosei.or.jp/research/pdf/000073930.pdf

 

この調査は、民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究会の調査結果で、

東証一部上場213社を対象に行った2018年の冬のボーナスの妥結状況となっております。

 

全産業の平均額は対前年同期3.9%のプラスに転じ753,3897となりました。

 

製造業も非製造業も対前年同期は4.2%と2.7%とそれぞれプラスになっています。

 

業者別にみると 倉庫・運輸関連がトップの898,500です。

(表には出ていませんが、化学の中の医薬品が1,088,449円・

輸送用機器の中の自動車が955,576円でトップ1位2位となっています。)

 

一方で対前年同期比がマイナスとなったのは

紙・パルプが△3.3となりました。

(表にはありませんが、輸送用機器の造船がトップの△10.4%)

 

区分 2018年年末妥結 2018年
夏季平均月数
2017年
夏季平均月数
平均年齢 平均月数
全産業 38.4歳 2.44ヶ月 2.44ヶ月 2.36ヶ月
製造業 38.5歳 2.54ヶ月 2.55ヶ月 2.45ヶ月
非製造業 38.3歳 2.03ヶ月 2.02ヶ月 1.99ヶ月

引用:東証1部上場企業の2018年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査

https://www.rosei.or.jp/research/pdf/000073930.pdf

 

また全産業の 平均年齢は38.4歳で 平均月数は2.44ヶ月となりました。

 

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ボーナスの手取り金額とは

いくら給与明細の額が高くても実際に振り込まれる金額は異なります。

 

毎回がっかりされる方も少なくないのではないでしょうか。

ではどのような項目が控除されているのでしょうか。

 

所得税

所得税は賞与から社会保険料を引いた額に税率をかけたものとなります。

 

所得税の計算方法

(賞与-社会保険料)×源泉徴収税率

 

源泉徴収税率は

  • 前月の給与-前月の社会保険料
  • 扶養家族の数

から求めることが出来ます。

 

社会保険料

そして控除額の大半が、この社会保険料となっております。

 

その内訳とは、以下のようになっております。

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料
  • 介護保険料(40歳以上のみ)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

健康保険料

健康保険料は「標準賞与額」で計算します。

標準賞与額とは賞与の額面の金額から1,000未満を切り捨てた額

 

計算方法は

標準賞与額×健康保険料の率÷2

 

健康保険料の率は

  • 1:介護保険第2号被保険者に該当しない場合(39歳以下)
  • 2:介護保険第2号被保険者に該当する場合(40歳~65歳)

例:大阪府だと以下のパーセントとなります。

  • 1:10.17
  • 2:11.74

引用:全国健康保険協会

 

厚生年金保険料

厚生年金保険料は「標準賞与額」で計算します。

標準賞与額とは賞与の額面の金額から1,000未満を切り捨てた額

 

計算方法は

標準賞与額×厚生年金保険料の率÷2

 

厚生年金保険料の率は

一般の被保険者で18.3となっております。

引用:全国健康保険協会

 

雇用保険料

雇用保険料は「賞与の額面」で計算します。

 

計算方法は

額面の賞与額×雇用保険料率

 

雇用保険料率は

額面の賞与額×3/1000

引用:厚生労働省

 

介護保険料(40歳以上のみ)

介護保険料は「標準賞与額」で計算します。

標準賞与額とは賞与の額面の金額から1,000未満を切り捨てた額

 

介護保険料の計算方法は

標準賞与額×介護保険料率

 

ただし介護保険料率は

加入している健康保険組合によって変わります。

 

また年齢によって区分があります。

  • 1:第1号被保険者(65歳以上の人)
  • 2:第2号被保険者(4064歳で医療保険に加入している人)

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ボーナスの年代別の平均賞与額とは

20代の平均

20代といえば大学生から社会人となり

初めてボーナスをもらう人も多いのではないでしょうか。

 

その為20代前半と後半では平均金額は異なりますが、

 

20代のボーナス平均金額は

35万前後となります。

 

そこからの手取り額は

平均すると約25万前後となります。

 

30代の平均

30代ともなると社会人も慣れてきて早い人で役職に付く方も出てくる頃。

責任ある仕事が増えてきて家庭を持つ人も増える時期ではないでしょうか。

 

そんな30代のボーナス平均金額は

50万円前後となります。

 

そこからの手取り額は

平均すると約40万前後となります。

 

40代の平均

40代ともなると部長職などの管理職になる人も出てきて

出世する人と別の道に行く人など様々に分かれてきます。

 

そんな40代のボーナス平均金額は

60万円前後となります。

 

そこからの手取り額は

平均すると約50万前後となります。

 

しかしボーナス金額にかなりのばらつきが出始めて

多い人で100万円を超える人も出てきます。

 

 

本当に羨ましい限りですが、ここで1つ注意点があります。

 

この年齢になると家を買われる方も多いと思いますが、

住宅ローンのボーナス払いは止めておいた方が賢明です。

 

まとまったお金が年に2回入るとはいえ、

もし仮に不景気になってしまい会社の業績が傾いたときに

真っ先に削られるのは社員のボーナスとなります。

 

その為、過去実際にボーナス払いをしており月々の払いが少なくなったと喜んでいた人たちが

バブル崩壊やリーマンショックなどにより住宅ローンの払いが出来なくなったと

破産してしまった人も多かったようです。

 

ボーナスはもらえてラッキー程度に考えておかないと

痛い目にある可能性もあることを覚えておいた方がいいでしょう。

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まとめ

スペ

それにしてもボーナスの支給額の高さに驚いています!

みなさんいっぱいもらっているんですね!

羨ましい限りです^^

 

もちろん性別や業種・年代・会社の規模によって様々ではありますが、

ここに載っている表のデータは東証一部上場の平均額となります。

 

多くの企業が年2回のボーナスを支給している中で、

いざ渡された明細を見てみるとかなりの額が控除されており、

いつも嬉しいような悲しいような複雑な気分になります。

 

みなさんはどうでしょうか。

またもらった賞与の使い道は決まっていますでしょうか?

 

アンケートによると多くの方は、

貯金・貯蓄にまわすという結果になったそうです。

 

たまには自分や愛する人の為に使ってあげてはいかがでしょうか。

 

有意義なお金の使い方をしたいですね!

 

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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